遺言書と葬儀の対策

遺言書を作成し、専門家と死後事務委任契約を結ぶことで自分の希望通りの葬儀や手続きを遂行する方法があります。

遺言書にご自身の相続に関する希望を記載します（相続人の指定、不動産や預貯金などの配分、遺産の寄付等）。その際遺言書に、遺言書の内容を執行する遺言執行者を指定、記載しておくとより確実な遺言書となります。

死後事務委任契約とは、死後に発生する葬儀や供養の方法、家財道具の処分などの事務手続きを指定した人物に依頼することをいいます。行政書士などの専門家と死後事務委任契約を結ぶことにより、本来死後の事務手続きは相続人以外行うことができませんが、その専門家が契約通りに諸手続きを行うことが可能となります。その際、ご自身の希望通りに進めるためにも”遺言執行者”と”死後事務委任契約”は、同じ人に依頼する方が安心です。

生活状況や葬儀社・葬儀の方法により変わりますが、一般的に、死後にかかる費用は下記のようになります。下記費用は、普段使っている預金口座とは別口座に用意しましょう。